
トリートメントリマイン。
施術時間は1時間弱(50分)。
カットも入れても確実に1時間半以内に出来ます。
この技術は自分が開発したものですが、
自分が現役美容師の時は殆どの方が、この技術を施術されていました。
基本、傷んだ髪は「艶がなく退色して乾燥してゴワついて」います。
その一つ一つを説明すると話が長くなるので辞めときますが、
要するに、
薬液を使う施術(カラーやパーマ、ストレート)で、髪を痛めているという事なんです。
殆どが無知な美容師のせいで、きちんと施術がなされていないのが原因ですが、
ホームケアを全くしないお客様にも、原因はあると思います。
大袈裟かもしれませんが、
美容室で行う薬剤を使った施術は「手術」みたいなものです。
手術の後は絶対安静、しかもそれなりのケアが必要になるはずです。
髪は何をしても痛くも痒くもありませんが、その代償として痛むのです。
それを直す究極の技術が「トリートメントリマイン」なのです。
何をしてるのか簡単に言えば、
ごわつきの原因の遺物を取り除き、
水分を保持するためのスポンジを入れて、
キューティクルを整えているんです。
その施術過程の中で、切断されてしまった毛髪内部の結合を再結合させている訳です。
髪が傷むメカニズムがわからないと、直すことは出来ません。
目に見えない部分を見るためには、豊富な知識と経験がモノを言います。
毛髪の損傷状態を瞬時に見極めることが出来れば、
1時間という短時間で直すことが出来るのです。
正直薬品で傷めた毛髪を通常のトリートメントで直すには無理があります。
自分は、トリートメントリマインで直してから行うのが一番効果が出ると思うのです。
それは、異物の入ってる状態では何も入らないので、
取り除いてから入れるといった正論を言ってるだけの事。
損傷の度合いによって、髪に必要なモノが人によって異なるのは当然の事。
しなやかさが欲しければ保湿効果の高いものが効果的だし、
張りコシが欲しければケラチンタンパクが効果的です。
大切なのは接着剤の役割がある超微粒元素である「ミネラル」が絶対に必要なのです。
それによって「維持、持続」の期間が決まるのです。
さて、
粗悪なシャンプー等ホームケア剤を使用しないのは絶対条件、
最需要なのは無知で粗悪な美容師にあたらない事、それに限ります。